アトピー性皮膚炎 30年間の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
アトピー性皮膚炎で全身が真っ紅になり、ジュクジュクして痒みも酷いため、漢方薬で何とかしていきたいと来店されました。
今までいろいろ試してきたが、良くならない状態が続いていたそうです。
体も疲れやすくやる気もなくなり、食欲もない状態が続いているそうです。
頭皮のジュクツキが特にひどく、黄色い汁が出てくるようです。
32歳 女性
中国医学的には『湿熱旺盛』、『血熱脾虚』の状態と考えられます。体に溜まっている「湿熱」などの改善、胃腸を整えることをおすすめし、体質にあった漢方をお渡ししました。
1か月ほどして体の赤みが少しずつとれてきて、痒み、赤みが引きてこられております。
2か月ほどして手、足、頭皮のジュクツキはほとんどなくなり、顔の腫れも治まってきておられます。
3か月目になりジュクジュクすることはなくなり、今まで敏感肌ですぐに、荒れていた状態でしたが、漢方薬を飲み始めて体調が良くなって皮膚が過敏に反応しなくなり、安定してきているそうです。
飲むと体調がいいため、引き続き飲んでいただいております。
中国医学の考え方は、皮膚の病気は体の中から出てくるといわれます。
その為、毎日の食生活がとても大切になります。
甘いもの、脂っこい物、刺激物、味の濃いもの、冷たいもの、動物性タンパク質などの摂りすぎは胃腸に負担がかかり皮膚の状態も悪化しやすくなります。
皮膚の病気は胃腸をシッカリさせて体の中の老廃物がでていくことで良くなる方が多くいらっしゃいます。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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